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「カイカイ」と「キキ」の名前は、16世紀の絵師・狩野永徳の絵が「恠恠奇奇=あやしく、しかし魅了される」と評された言葉に由来しています。
村上隆氏の会社名でもある彼らは、日本美術の精神性を現代的に体現する存在として位置付けられています。
自由奔放で破天荒な性格を持つ「キキ」が先に誕生し、その後、優等生的な性格を持つ「カイカイ」が対照的なキャラクターとして生み出されました。
村上隆氏のキャラクターの一つである目玉がアメーバのように連なった印象的な作品。
「めめめのくらげ」は村上隆氏の監督映画の題名でもあります。
日本画に見られる「単一の焦点を持たない」視覚表現を反映し、画面の至るところに視線を誘導する独特の構成が特徴です。
村上隆氏のアニメ「6HP/シックスハートプリンセス」のピンクプリンセス=羽仁 はるかがあしらわれています。
村上隆氏のアートワークの中でも「お花」に継ぐ、人気キャラクター「桜」を採用。
「お花」の永遠性と異なる満開の「桜」の華やかさや高揚感は、短期間に咲いて散る「桜」への日本人の美学が投影されています。
カラフルな目や歯、花をあしらった耳や手足など、鮮やかな色彩で表現された「パンダ」は、村上隆氏の代表的なキャラクターのひとつです。
愛らしさとどこか不穏な空気感を併せ持つその姿は、村上作品ならではの世界観を象徴しています。
また、パンダが乗るボールに描かれた「桜」も、村上隆氏を代表する人気モチーフのひとつです。
村上隆氏のアニメ「6HP/シックスハートプリンセス」のブラックプリンセス=悌上たまきと彼女のシンボルである「悌」の文字がドクロとともにあしらわれています。
ドクロはメメントモリ(死を思え)を感じさせると同時に、村上隆氏にとっては日本の敗戦のイメージを含んでおり、集積したドクロのオールオーバーな画面構成は抽象表現主義のエッセンスも含んでいます。
「6HP(シックスハートプリンセス)」は、村上隆氏が長年にわたり構想・制作を続けているアニメーションプロジェクトです。
本作では、個性豊かなプリンセスたちをフロントに、彼女たちを象徴する漢字をスリーブに、そして村上隆氏自身のポートレートをバックに配することで、世界観を凝縮。
キャラクター、物語、そして作家自身の存在が一体となった特別なアートワークに仕上げられています。