「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」。

2025.08.01

タイガ タカハシは日本人デザイナー・高橋大雅によるブランド。
10代より、海外のアンティークディーラーや古美術商を通じて70~100年以上前の服を収集。
その数は数千着以上にもなる。それらのコレクションを通し、考古学の観点から現在もしくは未来にも存在する服を研究する。

2021年秋冬シーズンより、
日本での本格的な展開をスタートする。

高橋大雅は1995年生まれ。ロンドン国際芸術高校に入学し、その後セントラル・セント・マーチンズに進学。アントワープやロンドンのメゾンブランドでデザインアシスタントを経験。卒業後、ニューヨークにてタイガ タカハシをスタートした。

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米国産オーガニックコットンを使用し、
岡山にある旧式力織機で織り上げた3/1左綾の
オリジナルのオーガニックコットン100%ライトオンスデニムを採用。

随所の拘り 奄美大島で泥染した革パッチ

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現代の織機の10〜20分の1という低速度でしか織ることが
できないシャトル織機とも呼ばれる旧式力織機で
ゆっくりと織り上げたデニム生地は、
綿糸本来の凹凸が残り、いい意味でムラが出来ています。
経糸には硫化染料をミックスしたインディゴを採用し
長い年月を経た事による、風化が起きたグリーンキャストな色味が特徴的で、

特注の刻印入りボタン 錆びることから、経年変化を楽しめる

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緯糸はロープ染色で芯白に染め、
時間の経過を感じさせる黄ばんだ生成りに染めた特注のネップ糸を使用しています。
これらの2種の糸を使用することで、
Taiga Takahashi 独自の、濃くて深みのあるオリジナルのインディゴブルーに辿り着いています。

Lot .703 Denim Jacket C1929s

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片方のみにパッチポケット、前見頃にあるプリーツを止める
ステッチの一本ずつのみという簡素なつくりで
1920年代の当時と全く同じ作り方で、全てのディティールを完璧に再現させた
Taiga Takahashiのアイコンともいえるデニムジャケット「Lot. 703 DENIM JACKET c.1920s」

Lot.704 Denim Trousers C1920s

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股上が深く設け、ワタリから裾まで真っ直ぐに
落とした太めのシルエットが特徴的で、1920年代の当時と全く同じ作り方で、全てのディティールを完璧に再現させた
Taiga Takahashiのアイコンともいえるデニムトラウザー「Lot. 704 DENIM TROUSERS c.1920's」

Lot.004 Newsboy Bag

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カリフォルニアで見つけた1930 年代の新聞配達の子供達に持たせたヘビーキャンバスショルダーバッグ「NEWSBOY BAG」
素材にはウォッシュ加工を施したヴィンテージ調のキャンバス地とアジャスター部分は鉄製のパーツを使用しています。
肩への負担を軽減する幅広のショルダーハンドルと、広いマチは当時の作りのまま、

Lot.018 Newsboy Bag Small

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ショルダーハンドルの長さを短く調整し、身体に沿うような形状のボディバッグとして再構築しています。
ショルダーハンドルのステッチは敢えてランダムな間隔で入れ、
ヴィンテージの無骨な作りを表現し、古いタイプのニュースボーイバッグに見られる、
リベット留めによるディティールや、縫製などの仕様も忠実に再現。